うさぎとかめ
作 青空春志
山のふもとへ
かめ歩む
それ、背つけろ!
うさ君ねるよ
越え、抜いたら
引きはなす
道終り、星を手に
やまのふもとへ
かめあゆむ
それ せつけろ
うさくんねるよ
こえ ぬいたら
ひきはなす
みちおわり
ほしをてに
解説
兎と亀の競争である。ヨーイスタートで兎と亀は山のふもとへ向かう、最初、亀は兎の背中に付けるがどんどん離される。兎は先へ進んで、なかなか亀が追いついてこないので余裕でちょっと昼寝する。ぐうぐう寝てると亀は横目で兎を見ながら、越えていく、追い抜いて引き離す。コースの道は終わって、ゴールに着き、勝利の白星の旗を手にする。兎はアレっ寝すぎたかな?と思ってあわててゴールに進んでいったら亀はもう着いていた。ご存知イソップ物語が元の話です。下記、文部省唱歌
語句説明
背つけろ=うさぎの後ろに付けろと言う意味。
うさ君=うさぎ君。ぎの濁点が使えないので愛称のうさ君。辞書には有りませんがネットでは有ります。
道終り=コースの道は終り。
星を手に=勝利の白星を手にする。
ネットより
「うさぎとかめ」は日本語の童謡。石原和三郎・作詞、納所弁次郎・作曲。文部省唱歌として知られる。
1・もしもし かめよ かめさんよ
せかいのうちに おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか
2・なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの こやまの ふもとまで
どっちが さきに かけつくか
3・どんなに かめが いそいでも
どうせ ばんまで かかるだろう
ここらで ちょっと ひとねむり
グーグー グーグー グーグーグー
4・これは ねすぎた しくじった
ピョンピョン ピョンピョン ピョンピョンピョン
あんまり おそい うさぎさん
さっきの じまんは どうしたの
=評= ゴールが山のふもと(平地と山の境目あたり)というのと山の頂上と言うのと2説有ります。教訓話として余裕で油断しているとしくじることがありますよと言うこと。そう言えば作者もスカイマークエアの搭乗口目の前でちょっと時間の余裕が有ったので寝てしまい、目が覚めたら飛行機は飛んで行って後の祭り、誰も起こさなかった。おかげで割引無しの日本航空の定価のキップを買う羽目になった。
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