いろは歌 作品 浦島太郎 うらしまたろう Japanese Pangrams

浦島太郎
作 青空春志

浦島や
亀助けろ
幸降る宴に
我在りぬ
つい行く年
胸へ箱
世の日を哭きて
 面細み。


うらしまや
かめたすけろ
さちふるえんに
われありぬ
ついゆくとせ
むねへはこ
よのひをなきて
おもほそみ




解説
昔、浦島という所で浦島太郎が海辺で子供にいじめられている亀を助け、お礼に竜宮城に連れて行かれて、至福の宴を過ごしたそうな。帰りに乙姫様から玉手箱をもらう。海辺に帰って見ると周りの様子がおかしい。約束を忘れて玉手箱を開けると「ボワーン」と白い煙が出て、たちまちおじいさんになったと。竜宮城では7日間ほどしか過ごしてないのに地上では300年程経っているようだ。父母もいない地上の日々を顔もやせこけるほど泣いて過ごしたそうな。元気だせ浦島太郎!

語句説明
浦島や=浦島と言う場所と浦島太郎の両方
幸降る宴=竜宮城での至福のうたげ
我在りぬ=そこに自分が存在しているということ
幸降る宴に我在りぬ=竜宮城での宴に自分が存在しているということ
つい行くとせ=費ゆく年、年月が経っていく
世の日=この世の中の日々
哭きて=泣きて、なげきて
面細み=(おもほそみ)顔痩せ、ほおがこけるということ

 =評= 浦島太郎はUFO連れ去り事件の最初の人か? いじめられた亀は宇宙人の子供叉は小さい宇宙人の乗った小型のUFOが海辺に不時着したもので、母船は海中にいた。亀に乗って息が出来たというのはUFOの中なので当然不思議はない。地上で 300年ということは地球から片道150光年の距離の星にほぼ光速のUFO(宇宙船)で行けば説明がつく。光速なので船内は時間がほぼゼロ。浦島太郎がいった竜宮城は地球から150光年の距離に在るかもしれない。

作品一覧に戻る
現代いろはうたのTOPページに行く