解説
空の月が成金社長が開いている宴を見ている。庭は明かりが灯っている。社員多数。舟盛り寿司が盛られてドンドン運ばれて来る。中年のタコ親父たちも群れている。若い踊り子も多数舞っている。賑やかな楽器の音や、皆の声が聞こえて来るようだ。ほろ酔う日であった。
The moon is watching the feast on the ground.The garden is lighted.People carry liquor.Sushi is arranged in a small boat-shaped wooden container.Middle-aged fathers flocked together.The girls are dancing forward.It was a day when everyone at the party was slightly intoxicated.
語句説明
舟へ寿司成せ(成す)=築き上げる、ある形、状態を作る(Microsoft Word辞書) 小舟に寿司を盛る行為を示す。成せ、はその希望、命令形。
タコ群れぬ(る)=中年のタコ親父たちも群がっている。肯定型。群れる=1ヶ所に多く集まる、むらがる【goo辞書】ぬ、の使用例、有名な歌 「卯(う)の花の匂う・・・・・夏は来ぬ」
タコ=タコ親父の略、男はつらいよ、でよく出る、「このタコ ! 」みたいな感じ。※タコ親父=1、自分の父親または父親と同年輩の男性に対する悪口。【出典=ネット/ことばさあち】
社長の好きなミニ茹でタコも沢山盛られている、という意味もある。
舞いゆく=舞いの行為が進行していく、乙女複数人が踊りながら前に進むこと。
(ミニ茹でダコの実物)