天地創造
作 青空春志
無から起り
天地なす
闇の世を避け
星は生まれ
人、和へ生きる
父祖、常に耐え
夢脆く褪せぬ。
むからおこり
てんちなす
やみのよをさけ
ほしはうまれ
ひとわへいきる
ふそつねにたえ
ゆめもろくあせぬ
解説
神は無から天地(宇宙)を創造した。闇の世になるのを避け星々が生まれ、この地球も生まれた。人々は神の元で平和で平穏な暮らしを生きる、しかし、この地球で民族間の争いと戦争がはじまり止む事もなく、平和の夢はもろく褪せ、先祖代々耐えなければならなかった。
語句説明
天地=宇宙、世界。
和=仲良くすること、人の和、平和。
父祖=先祖。(国語辞典)
褪せぬ=熱意などがおとろえる、文語、助動詞完了形。(国語辞典)
=評= いろはうたを作る時、気合いを入れて気持ちを集中させる。つい徹夜になる事がある。
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