七夕 彦星と織り姫
作 青空春志
天の川
彦と織
離され行くや
色を失せ
本気耐えぬね
澄む空へ
七に見つめて
夜も更ける。
あまのかわ
ひことおり
はなされゆくや
いろをうせ
ほんきたえぬね
すむそらへ
しちにみつめて
よもふける
=評= 最初は 「天の川 彦に織 岸を離され 運得ぬや 帆舟も寄せて 見つめると 色気立ち行く 住む空へ」でした。しかしあとでネットで調べると鳥のカササギが橋を架けるとある。舟で逢うのはちょっとおかしい、という事でほとんど作り直し。よく調べてから作ったほうが良い。 5、5、7、5、7、5、7、5、で揃えて、「現代いろは七五調定型」
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