新札すり替え事件
作 ヒロシ
役目忘れ
新札へ取り替え
眠る不正新た
なお果てぬ
火の粉もろに舞う
細き道を行けよ
やくめわすれ
しんさつへとりかえ
ねむるふせいあらた
なおはてぬ
ひのこもろにまう
ほそきみちをゆけよ
解説
紙幣の発券にたずさわり、厳正・公平を求められる日本銀行職員が、特殊な番号の新札を不正にすり替える事件が発覚した。一度ならず二度も・・・他にもあるのではと疑わざるを得ない。世論の批判が火の粉のごとく降り注ぐのは必至だ。日本の中央銀行が信用を回復する道のりは険しい。
語句説明
なし。
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