琉球独立論資料
沖縄タイムス 2017年4月4日

沖縄の安保策 独立も視野に 竹内豊=64歳

 安倍台風はいつになったら去るのだろう。このまま停滞が続けば、沖縄はますます軍事要塞化し、県民が抵抗すれば共謀罪で逮捕されてしまう。独立には困難が伴うが、少なくとも沖縄がこれ以上軍事化されることからは免れるし、平和を訴えて逮捕されることもない。このメリットは決して小さくはない。

 中国の脅威と言うが、現実の日米軍事同盟は脅威ではないのか?オスプレイは?歴史を見ても、寄ってたかって沖縄を蹂躙してきたのは、日米である。その反省もなく中国脅威を言う資格は彼らにはない。

 沖縄はいまだに占領状態なのだ。だから平和を求める市民に警察権力が襲いかか る。平和運動家を逮捕・長期勾留する。沖縄の安全保障の条件は中国を敵にしないことである。いま日米政府は尖閣をてこに沖縄の軍事要塞化を進めているが、これは沖縄にとって非常に危険だ。今後沖縄は、独立も視野に、日米となれ合わない独自の安全保障政策を構築し推進すべきだろう。

(中城村、自営業)


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