琉球独立論討議資料
「琉球」独立の道を 祖国は琉球である 普久原裕子 50歳
琉球新報 2016年 8月5日 声 僕の主張 私の意見 opinion
これ以上、国の横暴を許さないためにも、沖縄は独立の道しか残されていない気がする。日本は、米国の分断統治に乗って、平然と沖縄を切り離し差別しながら、痛みも感じていない。
それに進んで協力しているのが、県選出とする称する一部国会議員や、その所属党である。卑屈にも程がある。
沖縄が年間に納めた国税が約3117億円(2014年)で、国から沖縄に降りる予算は3千億円台。予算から沖縄が自由に使えない金や公共事業により本土側へ流れる金を差し引けば、国に払う金額の方がはるかに大きい。その説明なしに、「イモとはだし」の暴論をぶつけてくるのは脅し以外の何物でもない。
だましや脅しで県民を操ることができなくなった今、日米政府は暴力による弾圧を激化させている。実質的に米属国である日本は、米国の言いなりで、米国を手本にしている。このまま行けば、沖縄差別で警察などによる強権発動は、さらに強まりかねない。日本政府の醜態を見るにつけ、「祖国は琉球であり、日本ではない」と感じる。(那覇市)