「尖閣」書簡 日中が火花 日本はかつて尖閣諸島を[中国領」と認識しつつ沖縄県に編入したのか−。尖閣をめぐる日中対立が、明治政府高官同士が交わした書簡の解釈論争に発展している。野田政権が1通を引き合いに「尖閣が中国領だった経緯はなく沖縄編入は適切」と訴えれば、中国側は別の1通を引用し「日本は中国領だと知って盗んだ」と反発。21世紀の両政府の威信を懸けた争いは19世紀にさかのぼって過熱する一方だ。
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