短期集中連載第2回 そうだったのか!沖縄問題
「ヤマト」の知らない「沖縄独立運動」の現実
米軍普天間飛行場の移設先である名護市辺野古沖で、防衛施設局がついに、新基地建設のためのボーリング調査を開始。辺野古移設問題が最大の争点となりそうな11月の沖縄県知事選に向け、沖縄では日増しに緊張感が高まりつつある。
そんな県知事選取材のための下調べをしていたら、「今や沖縄では『本土からの独立』を主張する人たちもいるのだ」という話が聞こえてきた。
なんでも「本土と沖縄では、想像できないほど深刻な意識のズレがある」のだという。
もちろん、普天間基地の辺野古沖移設問題で、沖縄の人たちが怒っているのは知っている。それでも「沖縄独立運動」とはどうにも穏やかじゃない話だ。本当に沖縄では「独立」が叫ばれているのか? そして「本土の人間との想像もできないほどのズレ」とはなんなのか?
その答えを求めて沖縄へと飛んだ。