討議資料

琉球新報2012年6月12日

沖縄戦 皇軍の思考<2>

 沖縄の日本軍の戦闘の準備や戦い方を規定したのは大本営だった。南西諸島を「皇土防衛の為の縦深作戦遂行上の前縁」とし、事実上の捨て石作戦と位置づけた「帝国陸海軍作戦計画大綱」も含まれる。大本営の「機密戦争日誌」には、1945年4月2日に首相が沖縄の戦況を尋ねたのに対し、参謀本部第一部長は「結局敵に占領せられ」と答えたことが記されている。

沖縄戦 皇軍の思考<2>

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