瀬長亀次郎(せながかめじろう) 人物伝
日本愛国者として瀬長亀次郎を持ち上げる為に冒頭から非科学的に歴史をねじ曲げるNHKのTV(2007.8.1.夜10時)
歴史を見れば明らか、琉球人の祖国が日本であるものか、「琉球の風」も放映したではないか、確かに現在の琉球人は国籍はニッポンだ
しかし、日韓併合と同様に琉球国600年の歴史からすればむしろ短い、つい最近の事。DNA調査でも日本と朝鮮の方がむしろ近い。
元々日本語も喋っていなかった、文化、風俗習慣も違っていた。
NHKは沖縄独立論や保守の復帰反対などを意図的に隠している、
日本復帰といえども当時は選択肢として独立論や現状維持論、信託統治論、
米国の一州論などもあった、
その中で何故日本復帰に多数が傾いていったのかを解説すべきであった。
沖縄人民党は余りの強大な米軍に恐れをなし、独立すべきだと言う事を解っていながら日本の平和憲法の下に保護されるという幻想を抱いて、
楽な方日琉併合へと傾いていったのではないか。
考えてみれば簡単に解る事、アメリカの意のままにに占領されている日本に併合したって
沖縄の基地が無くなる訳はない。
100万人対1億人、合法的民主的に1億人の利益優先に決まっている、これが政治というものだ。
瀬長も共産主義者のはしくれなら「全沖縄民族の解放」を貫徹して欲しかった。
さすれば琉球の歴史に英雄として永遠に記録されただろう。
今となっては琉球の人民と膨大な琉球の領土、資源を自らの利益と引き換えに日本帝国に差し出した売国奴として琉球1000年の歴史に刻まれる事だろう。
番組は全く瀬長の表面をなぞるだけで掘り下げる事なくつまらないものであった。
終戦後は当然のごとく沖縄共和党、沖縄社会大衆党や沖縄人民党、日本共産党も独立を打ち出していた。
以下ウィキペディア引用------------------
沖縄人民党の結党当時は「全沖縄民族の解放」を謳い、米軍に対する感謝決議すら行っていたが、1949年10月の党大会で「自主沖縄の再建」と改められ、やがて1951年4月、本土復帰方針に変わっていく。
瀬長亀次郎は日本共産党への系列化、受け売りで沖縄の自主独立を忘れ去った。天皇制反対と言いながら日本復帰、つまり日琉併合を希望するというのが、自ら皇民化、日本人化教育に汚染された結果であるという矛盾に気がつかなかったのである。