討議資料

沖縄タイムス2012年8月27日

運動貫徹「独立」切り札

 −オスプレイの普天間配備を止められるか。
 「配備は強行されると思う。配備後も、人命に直接被害が及ばない事故ならば、沖国大ヘリ墜落事故後のように米国は全く意に介さないだろうし、日本政府も動かないだろう」
 −政府は沖縄政策のノウハウを蓄積する一方、沖縄の運動は復帰時の時限を超えられていない。
 「その要因は同化主義から抜けられないところにある。復帰運動を支えた理念は、平和憲法と民主主義と同化主義。運動初期の平和憲法への過度な幻想はベトナム反戦運動の広がりで消え、反戦復帰に脱皮した。返還協定の内実が明らかになると、返還協定粉砕という沖縄闘争に変わった。

新川明

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