討議資料

琉球新報 2012年11月5日

中琉日関係史から考える「尖閣問題」の歴史的前提

 はじめに

 今年は沖縄の「日本復帰」40周年、日中国交回復40周年の節目の年。「復帰」から40年後の今日、日米当局によるオスプレイの暴力的配備に対して、沖縄では怒りのマグマが沸騰点に達しつつあり、他方で石原慎太郎東京都知事(当時)の尖閣購入発言、尖閣国有化の閣議決定を契機に、中国では反日デモが全国的に荒れ狂い、日本でも偏狭なナショナリズムの炎が煽られている。

中琉日関係史から考える「尖閣問題」の歴史的前提

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