討議資料
現実味がある「琉球独立論」
(松下智治)
沖縄タイムス 2016年3月24日(木) 【私の主張 あなたの意見】
15日付けに掲載された沖縄国際大学生の沖縄独立を問うアンケートで、賛成が38%もいた結果に驚かなかった。
条件付きであったということもあるが、昨年の7月、近くの大学で「琉球独立論」をテーマに行われた講演会で講師の龍谷大学の松島泰勝氏は沖縄県が払っている国税、企業が沖縄での経済活動で得て本土に還流している税金、米軍基地を撤去し、跡地利用を進めて税金を増やすという話を聞き、経済自立が夢でないので、沖縄の独立もあり得ると思うようになったからだ。
同じ15日付の論壇で比嘉康文氏が琉球独立に関する投書が相次いだことを取り上げ、論議の底流には「沖縄のことは沖縄が決める」という考え方があると書いている。
1年半前のスコットランドの住民投票は予想に反して大接戦。要因は中央政府への不信感や不満があったからで、同じ轍(てつ)を踏まないためにも政府は沖縄の声を聞き、まずは辺野古への基地移設は白紙に戻すべきである。
※上の記事は切り貼りして横長にしてあります
※上の写真は当ページにイメージで貼り付けてあるものです、新聞に写真が掲載されている訳ではありません。
琉球独立運動資料館のトップへ行く