市民2000人県庁で抗議 「知事はお金で沖縄を売った」。沖縄県民は怒りの声を張り上げた。米軍普天間飛行場の「県外移設」を公約していた仲井真弘多知事が二十七日、政府が申請した名護市辺野古沿岸部の埋め立てを承認した。県内移設に繋がる決断に抗議し、約二千人が「人間の鎖」で県庁を包囲。約千人が庁舎内へなだれ込み、ロビーに座り込んだ。沖縄の犠牲の歴史が、また繰り返されようとしている。
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