論文研究資料



およそ44年前に沖縄の現在を言い当てて独立運動をした野底武彦(土南)、口は荒いが気は優しい。沖縄で最初の公認会計士だけに、内容は理論的かつ真実をついている。



週刊アサヒ芸能 1971年12月9日  田中小実昌

オキナワは「東京政府」の植民地か?  ※(そのうち本文を全てテキストにしておきます。)

田中 : 野底土南さんは、琉球独立党のリーダーである。本職は公認会計士で、東京の大きな事務所に勤めていたのだが、企業となれあいになってしまっているその仕事に矛盾を感じて、沖縄へ帰った。琉球独立なんていうと、荒唐無稽に思えるかもしれないけど、じつはわれわれ日本人こそ筋道立てて考えてみなければならないようだ。

野底 : 敵の思うツボに、みんなハマってるわけですよ。そこに琉球民族の危機がある。われわれ、まだ非力ではありますけどね、いずれみんな(琉球独立を)悟るときが、かならずくるんですよ。

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