琉球独立論討議資料

沖縄タイムス 2017年3月8日 わたしの主張 あなたの意見

日本から独立 考える時期に 安里 節子=73歳

 私は4、5年前より冬は沖縄で過ごしている。沖縄の基地問題は解決の糸口が見えない。いろいろと抵抗運動を繰り返してみても、日本政府、アメリカ国も軽く受け流してどこ吹く風である。
 私たち沖縄人は復帰して日本人になったけど、果たして日本国民として平等だろうか、決してそうではない。ウセートーンと思う。自分たちのアイデンティティーを保つためにその理由が欲しい。
 今までの成り行きを見ると私たち沖縄の人間が、日本国民であり続ける意味はないと思う。これからは心機一転、方向転換をして今までの方法にこだわるのではなく、他に解決方法がないか一人一人が考える時が来ていると思う。
 私は思うに、沖縄はもともとどこの国のものでもなかったのだから、祖国琉球に戻って独立すればよいと思う。昔もそうだったように地の利を生かして貿易を中心にし、平和的交流で各国との友好関係を保ち、温暖な気候、イチャリバチョーデー精神、もてなしの精神等々観光に必要な条件もそろっている。
 共に力を合わせ助け合って、希望の国(島)を取り戻しましょう。最良のリーダーが与えられますように祈ります。(宜野座村)






  図の紙幣は本文とは無関係です。


琉球独立運動資料館のトップへ行く