疎外なら「琉球」独立も 沖縄米基地の負担軽減 維新の会幹事長が言及
日本維新の会幹事長の松井一郎大阪府知事は27日、沖縄の米軍基地の負担軽減に関連し「日本国民から『負担は沖縄だけがすればいい』と疎外されれば、沖縄の皆さんも、『琉球』で独立したほうがいい、まだ中国のほうが沖縄のこと思ってくれている、という気持ちになる」と述べた。
日本維新は、米軍新型輸送機MV22オスプレイの一部訓練の本土受け入れの検討を安倍政権に要請するなど、沖縄の普段軽減を主張している。
松井氏は同時に「これで日本の安全保障が守れるのか、僕が一番懸念するところだ」と述べた。府庁で記者団の質問に答えた。
松井氏は29日に大阪市内で開く関西広域連合の会合で、オスプレイの一部訓練を八尾空港(大阪府八尾市)など連合管内で受け入れる構想について、共同代表の橋本徹大阪市長とともに、首長らに検討を要請する。
「総論賛成、各論反対の二枚舌はやめようと呼び掛ける」と意欲を示した。